学校法人都築育英学園 リンデンホールスクールさんへ、インタビュー!

(右)杉本幸太さま 都築育英学園 総料理長兼特任教授
(左)山口陽子さま 都築育英学園 管理栄養士

ビジョン・理念、事業内容について

小学部創設から今年で20周年を迎える学校法人都築育英学園リンデンホールスクールでは、日本の伝統文化や精神を大切にしつつ、世界共通語である英語を自由に使いこなせる力を養う「英語イマージョン教育」を取り入れています。様々な国籍の先生達による教育を通し、多様性への理解、尊重をはかります。最先端のカリキュラムのもと、「自分で物事を考え、自分で解決する力、発信する力」を育みます。
国際バカロレア認定校である中高学部では、個性と自主性、共感力、叡智を兼ね備えた、国際的に活躍できる人材の育成を行っています。
また、本校が掲げる『和魂英才』は、古来より営々と受け継がれてきた日本の精神を持ちつつ海外の文化を取り入れるグローバリズムの意識を継承し発展させるものです。「英語をツールとして使いこなしながら、日本の良さを世界に発信できる国際人を育みたい」という想いが込められています。
合わせて、リンデンホールスクールの給食では、お米等地元にある有機農法、完全無農薬で採れたものを使用、学校内の厨房で調理し、日本初の通年におけるオーガニック給食を実践しています。メニューは「和食」をベースとした献立となっており、「自家製甘酒」や「ぬか漬け」等の発酵食品を給食に取り入れています。食育として食の循環にも重きを置き、給食で出た野菜や果物の皮などコンポスト(堆肥)にし、生活(Life Skills)の授業でそれを使って校内にある畑で野菜を育てています。

まちの一企業として
ミライのまちへつなげたいもの・こと

本校が掲げる『和魂英才』のルーツとなっているのは、学問の神様・菅原道真公の「和魂漢才」という思想であり、この太宰府という地にあるリンデンホールスクールから、自国のアイデンティティーを確かにもった国際人を育て、次世代に繋げていきます。
合わせて、食の大切さを伝えていきたいと考えています。
2021年に完全オーガニック給食となるまで数年間かけて少しずつ準備を続け、試行錯誤し、農家さんはじめ、その他食材のご協力者みなさまのおかげで実現することができました。まだ道半ばではありますが、オーガニック、地産地消を大事に子どもたちへ日々心を込めて給食を作っています。そしてリンデンホールスクールのオーガニック給食は今年、日本農林規格有機JAS認証を取得しました。
栄養士としては、それまでの給食であれば献立を決めて食材を購入という流れでしたが、オーガニックの食材は「旬」の食材しかなく、その食材さえも天候や畑の状況で影響を受けることもあります。その中で、その時にある食材から献立を考えていく、という流れになりました。
オーガニック給食になったからといって何かの結果がすぐにでたり、今子どもたちが何かを実感することは難しいかもしれませんが、いつか大人になった時に、学び育った学校でのこの食事を憶い出してくれたらと願っています。
ともにこのオーガニック給食を支えてくださるすべての方々、管理栄養士をはじめとする給食の職員に感謝しつつ、これからも、食の大切さを心を込めて伝えていきたいと思います。

ミライを担う子どもたちへのメッセージ

日本には、世界に誇るべき素晴らしい伝統や優れた技術、ユニークな文化があります。このことを誇りに自国のアイデンティティーへの造詣を深める体験はきっと、世界へと羽ばたく際に大きな自信に繋がります。さあ、英語を自由に使いこなし、自信を持って、世界に羽ばたいて下さい!
そして、この学校のオーガニック給食で感じた食材の旬や、はじめての食材に触れた時の驚きや地元の食材のことなど、大人になった時みんなが、想い出の1ページとして思い出してくれると嬉しいです。

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