わたしたちは3年間この福岡市植物園で様々なイベントを開催し、たくさんの時間を過ごしてきましたが、温室は脳の休息とアイディアをもらいに行く場所でした。入口から出口まで、視覚だけでなく、温度や湿度、匂いなどの変化を体感し、いつも違う発見をもらってきました。

「この時間を体験として多くの方々に届けたい。非日常のスケールを添えて体験を記憶としたい」ここからスタートしました。
福岡市植物園において大きくエリアをみると、回廊室、水生水辺植物室、多肉植物室、大温室があり、世界観が全く違います。まるで日本を飛び出したようなそんな体験をいつももらっていました。この4つの空間を繋げ、温室内で叶う世界旅行を考えました。

廻廊室(ヨーロッパエリア)
石畳の道に歴史と色鮮やかな花々が彩り、カフェテラスが緑とともにあるようなヨーロッパの街並みを重ね、ついおしゃべりが弾む音楽にドイツパンなどを片手に写真撮影を思い切り楽しめるように。

水生水辺植物室(アジアエリア)
ハスや水草を象徴とする植物や水辺が人々の暮らしのすぐそばにあるアジアをイメージし、ランタンでより緑を引き立たせ、ハス茶の香りが漂い、ベトナムの様々なお茶菓子を添えて。

多肉植物室(北米エリア)
乾いた大地に根を張るサボテンが広がる北米をイメージし、踊り出したくなるような陽気な音楽とサルサな食と鮮やかなハイビスカスティーを。


大温室(南米エリア)
濃密な緑がいくつも重なり熱帯特有の湿度と満ち溢れるエネルギーを感じる南米をイメージし、大空間ならではの音質をもった音楽を添え、マテ茶とシュラスコを振る舞い、オープンでライブ感の演出を。

美しさ、力強さ、しなやかさを持つこの温室を一周しながら束の間の世界旅行を。


見るだけでなく五感で体験することから、素晴らしいこの温室の魅力が、鮮やかなみなさんの記憶となってくれていると嬉しいです。

~まちの記憶に残る時間と圧倒的な体験を~
まち育ミライlab.

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